水分はできるだけ取らないほうがいい?

ワキガの原因は「汗」なので、汗をかかないように水分をとるのを控える人がいますが、それは大間違いです。

 

汗にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。このうち、ワキガの臭いの元になるのはアポクリン腺の汗です。この汗は性的興奮や緊張・ストレスが起こったときに出るものなので、体内の水分量とは関係ありません。余分に水分を取ったから増えるというものではないですし、体内の水分が少ないと分泌量が減るというものでもありません。そのときの感情に合わせて出るものなので、水分をひかえたからといって臭いが減るということはありません。

 

水分を控えると脱水症状などの危険性がある

基本的には、飲んだ水分は尿として排出されます。つまり、いくら水分を飲んでも汗が増えたり減ったりはしません。なので、汗をかかないように水分を控えてしまうと、暑い時期に脱水症状を起こしてしまい、最悪の場合命にかかわることがあります。

 

>>多汗症改善方法まとめ|食べ物や汗の拭き方、入浴方法など

 

また、そこまでいかなくても、体内の水分量が減ると体の中の電解質が減少し、集中力の低下や食欲不振、さらには足がつりやすくなる、体がしびれるなどの諸症状が現れてきます。

 

さらに、水分を控えたままデスクワークなどで同じ体制を続けていると、エコノミークラス症候群になってしまい、足の血管に血の塊ができて、最悪の場合窒息や胸部の痛みによって失神することもあるほどです。

 

このように、水分補給を抑えてしまうのにはさまざまなデメリットがあります。そもそも、水分を減らしてもワキガの症状も一切改善しませんので、きちんと通常通りの水分補給を怠らないようにしましょう。


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