ワキガになりやすい食べ物がある

ワキガは遺伝的要素の強い症状となります。両親ともワキガの場合、8割の子どもがワキガとなってしまうということがわかっています。

 

しかし一方で、両親がワキガでないのに子どもがワキガになることもあります。また、両親とも重度のワキガなのに、子どもはワキガではないというケースもあるのです。

 

つまりどういうことかというと、ワキガは遺伝的要素が強いものの、それ以外の要素もあるということなのです。

 

さまざまあるワキガの要素のうち、大きなファクターに食べ物・食事があります。

 

食生活の欧米化がワキガが増えている原因

日本に比べて、欧米人はワキガの人が多く、およそ8割の人がワキガを抱えていると言われています。欧米人はにおいに寛容で、体臭もその人の個性の一つという考え方が浸透しているのであまり問題になりませんが、日本人が海外に旅行したら、あまりの体臭の強さにクラクラした、なんて話もよく聞かれます。

 

欧米人にワキガが多いのは、食べ物や食生活が強く関係しているとされています。欧米では動物の肉を多く食べる傾向があり、動物性脂肪や脂肪酸、中性脂肪を豊富に摂りこみます。これらはいずれも摂取すると汗腺が活発になることがわかっており、発汗しやすくなって強い体臭の原因となります。

 

また、チーズ・生クリーム・バターなどの乳製品も汗腺を活発化させるため、汗臭くなります。当然、ワキガの人の場合もニオイが強くなるのです。

 

ワキガの症状の強さには個人差ががあることは別ページで説明していますが、もともと軽度で気にならない程度だった人が、食生活によって重度の臭いになってしまうということは十分にありえるのです。

 

ワキガの臭いに悪影響な食べ物・食事の一覧は以下の通りです。

ハンバーグ、ステーキ、焼肉などの料理。動物性脂肪が感染を刺激する。また、揚げ物なども大量に油を使っており、汗を増やす。
乳製品 チーズやヨーグルト、生クリームなど。牛乳に含まれている脂肪分が感染を刺激し、汗臭くなる。
香辛料 エスニック系の料理に使われる香辛料は、感染を刺激して汗を増やすだけでなく、汗の臭いも強くする。

 

 

>>ワキガの軽度・重度の違いは?臭いにつながる3つのポイント

 

糖尿病や高血圧といった生活習慣病は、遺伝の要素が強いと言われていますが、生活習慣も大きな影響を与えます。それと同じで、ワキガも遺伝だけが影響しているのではなく、食べ物や食生活などとも強いかかわりを持っているのです。

 

日本的な食生活に戻せばニオイは改善される可能性が高い

もともと日本の食生活は魚や野菜が中心で、肉はほとんど食べられていませんでした。しかし西洋化が進み、今では肉や乳製品は毎日のように大量消費されるようになっています。それと並行するようにワキガの人も増加の一途をたどっています。かつてはワキガはそれほど多くの人を悩ませてはいませんでした。

 

したがって、今重度のワキガに悩んでいたり、「ちょっとワキの下がにおうかも…」なんて状態の人は、食生活を見直してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。