ワキガ臭の軽度~重度の判断方法

ワキガのニオイは自分ではなかなかわかりにくいので、誰かに判断してもらう必要があります。

 

判断基準はシンプルで、誰かの嗅覚、つまりどのくらいにおうかを判断してもらえばOKです。臭いの測定器というものもありますが、いちいち買うのも面倒というときは誰かに判断してもらいましょう。1人だと主観が入る場合があるので、複数人の人ににおいチェックをしてもらうとよいでしょう。

 

臭いの判断基準は、以下の通りです。

 

軽度 当日にワキを洗っておくなどのケアをしておけば臭わないレベル。お風呂に入らないで汗をかくと、ちょっとにおう程度。
中度 ワキを洗っているのに、数分脇の下に挟んでおいたガーゼが少しにおうレベル。ワキを洗わないでいるとにおいが強くなってくる。
重度 部屋に入った途端に誰もがにおいに気が付くレベル。当日ワキを洗っていても変化なし。

軽度の場合は、治療などは不要でしょう。毎朝シャワーを浴びるようにして、その都度しっかりとワキを洗っておけば、誰かに気付かれることもありません。

 

一方、中度以上、もちろん重度の人はなんらかのケアが必要になります。中度の場合は市販のデオドラントクリームで済むことがほとんどですが、重度の場合は専用のワキガクリームや、手術などに踏み切る必要が出てくるかもしれません。

 

そして気を付けたいのが、他の人が感じるにおいのレベルと、本人の感じるにおいのレベルが違う場合です。他の人にとっては軽度~中度程度なのに、本人が重度のワキガだと感じて悩んでしまうケースが多いのです。

 

そういう場合は、むしろ精神的な面のケアが必要になるかもしれません。

 

ワキガ臭を強くする要素とは

 

ワキガといっても、ニオイの強さは人それぞれです。では、ニオイの軽度・重度の強さは何が決めるのでしょうか?主な要因を取り上げていきます。今後ワキガのニオイが強くなるかもしれない人、あるいはワキガになってしまう人の特徴と言い換えることもできるので、チェックしておいてください。

 

アポクリン腺が数が多くて分泌機能が高い人

 

ワキにあるアポクリン腺の数、そして大きさなどには個人差があります。また、分泌機能の高さもひとそれぞれです。アポクリン腺が多く、形も大きくて、分泌機能が高い人は、ワキガのにおいも重度になりやすい傾向があります。

 

個人差の部分に関しては、遺伝的な要素が大きいとされています。ワキガの患者の8割は遺伝によるものという報告もあるほどです。脇の下のアポクリン腺が発達している人は、他の体の部位のアポクリン腺も発達しており、例えば耳垢がやわらかくなっているなどの特徴が現れます。

 

わき毛が多く、多汗気味

 

普通の人よりも汗をかきやすい症状を「多汗症」と呼びます。多汗症の人はわき毛が濃い傾向があり、汗が多いぶん強いニオイを出しやすくなります。

 

また、わき毛が濃いと通気性が悪くなり、湿気がこもりやすくなります。夏は気温が上がりやすいので、細菌の働きが活発になり、増殖してにおいを強めます。

 

なお、重度の多汗症の場合はわきの下にある細菌を流してしまうので、むしろわきの下のニオイが軽度となる場合もあるようです。

 

緊張しやすかったり、ストレスを溜めこみやすい

 

アポクリン腺は緊張やストレスによって活発化することがわかっています。したがって、緊張しやすい人、あるいはストレスを抱え込んでいる人はアポクリン腺の汗が出やすくなり、ワキのニオイも強くなります。

 

 

 

 

軽度のワキガ体質の人でも、例えばストレスを強く感じるとニオイが重度になったりすることはあります。なので、軽度だからといって油断せず、しっかりとセルフケアをしていくことがまずは重要でしょう。

 

また、重度の場合でも、確実に手術が必要というわけではありません。セルフケアによって軽度以下のニオイに下げることもできるので、かんたんに手術を選ぶことは避けましょう。